企業が社会課題解決のための具体アクションを検討するとき、自社内で議論しているだけでは良いアイデアは生まれません。
そこで、国連関係者やアカデミア、NPO、NGOですでに社会課題に取り組んでいる専門家の話は、事業を考える上でのヒントになり、心強い指針を示してくれます。また、既存のサービスや商品のエンドユーザーである生活者の声を聞き取り入れることは、事業の精度を高めるだけでなく、ファンを増やすことにもつながります。
今回のウェビナーでは、持続可能な地域や社会をつくるためにさまざまな活動を行っている、Yahoo! JAPAN SDGs編集長の長谷川琢也氏と、社会課題解決のプロジェクトを数多く支援し社会活動家との幅広いネットワークを構築している、クラウドファンディング運営のREADYFOR小谷なみ氏をゲストに迎え、仲間作りの秘訣とその重要性について語っていただきます。
※アーカイブ動画視聴期限:2023年10月5日(木)まで
目次
背景や市場状況、マーケットの課題
生活者にとって、ブランドは、以前よりも、社会においてより大きな役割を果たすことを求められています。「製品を作っている企業が信頼できなければ、どれだけ評判が良くてもすぐに購入をやめる」という生活者は日本でも過半数を超えています。
また、口先ばかりで行動が伴わなければ「トラスト・ウォッシング」と見なされ、企業ブランドは大きく毀損されます。企業の社会課題解決の活動は、トラスト・ウォッシングとの批判を恐れるあまり、結果的にCSR活動として小規模に実施される傾向があります。
企業が抱える、問題・疑問とは
- パーパスを象徴する具体アクションを開発・実装したい
- 自社の活動がグリーン・ウォッシュと批判されないか心配
- SDGs領域の活動について検証をしながら慎重に進めたい
このウェビナーはこんな方におすすめです
- 企業のSDGs領域で新規事業開発を担当されている方
- 企業のSDGs領域やESG経営に携わっている方
- 経営企画部門の方
当該サービスのサービス資料・参考資料
ウェビナーレポート
ウェビナーレポート|サステナビリティ成功の鍵は「仲間作り」にあり!(前編)
ウェビナーレポート|サステナビリティ成功の鍵は「仲間作り」にあり!(後編)
サービス紹介
SDGs視点で企業の具体アクション設計から実装までを推進するプログラム「Social Booster™」
博報堂ニュースリリース
博報堂、READYFORおよびYahoo! JAPAN SDGsと共同で、SDGs視点で商品・サービスの開発を支援するプログラム「Social Booster™」提供開始
講演概要
開催日時 |
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締切 | 2023年9月4日(月)15:00 |
登壇者 |
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参加方法 | 事前登録制 |
参加費 | 無料 |
プログラム
企業の社会実装アクション事例の紹介
社会課題の変遷と企業の取り組み事例の紹介
なぜ仲間作りが重要なのか?
SDGs関連商品・事業・サービス開発の支援プログラムSocialBooster のご紹介
登壇者のご紹介
長谷川 琢也 氏
ヤフー株式会社
Yahoo! JAPAN SDGs 編集長
1977年3月11日生まれ。自分の誕生日に東日本大震災が起こり、思うところあってヤフー石巻復興ベースを立ち上げ、石巻に移り住む。被災地の農作物や海産物、伝統工芸品などをネットで販売する「復興デパートメント(現エールマーケット )」や、漁業を「カッコよくて、稼げて、革新的」な新3K産業に変えるため、地域や職種を超えた漁業集団フィッシャーマン・ジャパンの立ち上げに従事。現在は持続可能な地域や社会をつくるため、ヤフーでは地域の脱炭素事業を後押しする「地域カーボンニュートラル促進プロジェクト」や、SDGsに特化したWebメディア「Yahoo! JAPAN SDGs」編集長を担当。
小谷 なみ 氏
READYFOR株式会社
ファンドレイジングキュレーター部 部長エキスパートキュレーター
准認定ファンドレイザー
キュレーターとしてREADYFORに参画。資金調達に伴走したプロジェクトの累積調達額約21億。現在はファンドレイジング事業・サービス開発を担うプレイングマネージャー。「こどもギフトプログラム」「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金(国内CF最高額)」などのソーシャルプロジェクトから「日比谷音楽祭」「Jリーグクラブ」など地域・カルチャー・スポーツ領域までジャンル問わず大型資金調達のプロジェクトを多く手がける。
兎洞 武揚
株式会社博報堂
ブランド・イノベーションデザイン局 チーフイノベーションプラニングディレクター
博報堂SDGsプロジェクト 共同リーダー
マーケティング、ブランディングを経て、企業の組織変革、インナーブランディングおよび企業と社会との関わりにおける、ソーシャルイノベーションプロジェクトのプロデュースが専門領域。1992年博報堂入社マーケティング業務に携わる。2002年博報堂ブランドデザインにて、コーポレートブランディング業務に従事。組織のビジョンづくりとビジョンに基づくインターナルな意識・行動変革をサポートするため、ファシリテーターとしてコンサルティング業務を行う。2010年一企業の組織変革に留まらず、マルチステークホルダーでのダイアログによるソーシャルイシューの解決の実践へと業務領域を拡大。現在、全社横断の博報堂SDGsプロジェクトのリーダー、企業経営に係るパーパス、ESG領域のコンサルティングを行う。
上地 浩之
株式会社博報堂
ブランド・イノベーションデザイン局 コミュニティプロデューサー
イノベーションプラニングディレクター
エグゼクティブマネージャー
2005年、博報堂入社。ストラテジックプラナーとして、ブランド戦略立案からコミュニケーションプランニングまで、マーケティングにおける多様な領域の戦略立案担当。その後ソーシャル領域を専門にSNSを活用した次世代型CRMや、社会課題を中心においたムーブメント創出などを企画実施。2013年、株式会社VoiceVisionを設立。共創による価値創造のパートナーとして様々なコミュニティ・プロジェクトをプロデュース。2020年より博報堂Brand Innovation Design局所属。既存の領域・組織構造に捕われない共創活動の設計とそのファシリテーションを通じて新領域開拓、組織改革、VISION起点のブランディングにより多様な企業のイノベーションを推進する。